連載

憂楽帳

50年以上続く毎日新聞夕刊社会面掲載のコラム。編集局の副部長クラスが交代で執筆。記者個人の身近なテーマを取り上げます。

連載一覧

憂楽帳

笑顔の種を届けて

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
レトルト食品などを含む「付き添い生活応援パック」の荷詰めをする「キープ・ママ・スマイリング」のスタッフ=東京都中央区で2021年12月9日、横田愛撮影
レトルト食品などを含む「付き添い生活応援パック」の荷詰めをする「キープ・ママ・スマイリング」のスタッフ=東京都中央区で2021年12月9日、横田愛撮影

 「気が狂いそうですよね」。新型コロナ禍で、子どもの長期入院に付き添う環境が「激変した」と教えてくれたのは光原ゆきさん(47)。

 ある小児病棟の大部屋に入院中の子どもに付き添う母は、間仕切りのカーテンを閉じるよう言われ、狭い空間で連日2人きり。別の病院で付き添う母はこの1年で外出は計4時間だけ。付き添いの交代を「不可」とする病院が増え、夫にも、自宅に残すほかの子…

この記事は有料記事です。

残り275文字(全文457文字)

あわせて読みたい

マイページでフォローする

この記事の特集・連載
すべて見る

ニュース特集