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はやぶさ2

探査機「はやぶさ2」がリュウグウで試料を採取して持ち帰る6年の旅を完遂。分析や次のミッションを解説。

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小惑星リュウグウの試料、46億年前の隕石に類似 JAXAなど発表

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探査機はやぶさ2が持ち帰った小惑星リュウグウの試料=宇宙航空研究開発機構提供
探査機はやぶさ2が持ち帰った小惑星リュウグウの試料=宇宙航空研究開発機構提供

 探査機はやぶさ2が持ち帰った小惑星リュウグウの試料は、太陽系誕生当時の46億年前の状態を保つ隕石(いんせき)に特徴が似ているとの分析結果を、宇宙航空研究開発機構(JAXA)などのチームがまとめた。一方でこれまでに分析されたどの隕石よりも黒く、隙間(すきま)の多いスカスカの構造というユニークな特徴も併せ持ち、来春にも公表される詳細な分析結果で太陽系の歴史や生命の材料物質に迫る発見が期待される。

 研究成果についての論文2本は、20日付の英科学誌ネイチャー・アストロノミー電子版に掲載された。

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【はやぶさ2】

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