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未着工のリニア中央新幹線南アルプストンネル静岡工区を巡り、国土交通省の有識者会議(座長、福岡捷二・中央大研究開発機構教授)がまとめた中間報告について、川勝平太知事が20日、報道陣の囲み取材に応じた。川勝知事は「(取りまとめに)1年8カ月かかったが、県の専門部会に出なかったデータがJR東海から出た」と一定の評価をした。一方、住民説明会の開催を望む今後のJR東海の姿勢にクギを刺した。
中間報告について一定の評価はしたものの、川勝知事は掘削でトンネル内に湧き出る水の「全量戻し」を取り上げ、「(水の)戻し方について書かれていない」と指摘。工事による生態系への影響についても「議論されていない」と苦言を呈した。
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