「歩きたくなる階段」JR千里丘駅に登場 利用者に達成感? 大阪

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「歩きたくなる階段」のモニター。累計距離に応じて、駅名が変わっていく=JR千里丘駅で1日午前11時5分ごろ、高橋昌紀撮影
「歩きたくなる階段」のモニター。累計距離に応じて、駅名が変わっていく=JR千里丘駅で1日午前11時5分ごろ、高橋昌紀撮影

 人間の心理を応用した「歩きたくなる階段」が2カ月間限定で、JR千里丘駅(大阪府摂津市千里丘一)にお目見えした。階段を上った人の数を積算し、その累計距離により同駅を起点とした“到達駅”の名を階段上のモニターに順次表示する。エスカレーターの利用者を減らす狙いがあり、事業主体の府は「歩けば歩くほど遠くの駅に行ける。楽しみながら、健康づくりができます」(事業推進課)とアピールしている。【高橋昌紀】

 府の進める「10歳若返り」プロジェクトの一環。JR西日本、大阪大人間科学部、摂津市が協力した。12月1日~2022年1月31日、階段利用者の増減データなどを収集する。事業費は約200万円。

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