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第4回全国高校eスポーツ選手権

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全国高校eスポーツ選手権 3連覇狙うN高、各校の戦略は LoL決勝

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全国高校eスポーツ選手権

 26日に決勝大会が開催される第4回全国高校eスポーツ選手権(毎日新聞社など主催)のリーグ・オブ・レジェンド(LoL)部門で、注目は3連覇を狙うN高(沖縄)だ。決勝大会の見どころについて、LoL解説者のRevol(本名・柿崎亮介)さんが語った。【杉本修作】

 LoLは5人対5人の陣取りゲーム。選手は、特性の異なるキャラクター「チャンピオン」を140種類以上の中から選び、仲間と協力して敵の本拠地を目指す。敵を倒すことを「キル」と呼び、キルを重ねることで自分のレベルを上げ、戦闘を優位に進める。逆に倒されると、自陣からの再スタートを余儀なくされる。最終的に敵本拠地にある「ネクサス」を破壊したチームが勝者となる。

LoL部門の解説を担当するRevolさん(吉本興業提供) 拡大
LoL部門の解説を担当するRevolさん(吉本興業提供)

 まず、Revolさんは予選決勝のN高の戦いぶりに関して、「N高はどのくらいの実力か注目していたが、やはり強かった。高校生のレベルを頭一つ抜けている」と評価。また、対戦相手のクラーク記念国際高 CLARK NEXT Akihabara(東京)「Sesa飯食べ隊」にも「戦略を練って奇策を仕掛けた。うまくはいかなかったが、非常に面白い試合だった」

 決勝大会では、準決勝の第1試合で、ルネサンス大阪高とアートカレッジ神戸(兵庫)が対戦する。「ルネサンス大阪高は、強豪校で第1回から出場している選手が代替わりして、どういうチームになるかを注目していたが、総合力が高く集団戦が強い印象だ。アートカレッジ神戸は、去年の準優勝の立役者がいないが、代わりに入った選手が非常によかった。さらに、昨年より個々の力が上がっているのは間違いない。

 この2チームの激突は、序盤10分で勝敗が決まるような戦いにはならないだろう。両チームとも集団戦に自信を持っているチーム。集団戦を積極的に戦って、見応えのある、華のある試合になるんじゃないか」

 一方、第2試合でN高と対戦するのは、クラーク記念国際高 CLARK NEXT Akihabara(東京)「Yuki飯食べ隊」だ。「強豪同士がぶつかる、すごい組み合わせになった。クラーク記念国際高側は相当、意識しているんじゃないか。昨年もN高に敗れているので、リベンジの機会でもある。N高のモモ(本名・飛田空良)選手=3年=が予選決勝で大活躍しているので、クラーク国際記念高は、そこを警戒してくるだろう。クラーク記念国際高はエースプレーヤーに頼っているわけではなく、チーム全体のレベルが高いので、展開によっては予想もしなかった選手が活躍することはあり得る。

 N高は昨年、レレ(本名・田村広大)選手=2年=が前に出すぎて、狙われることがあったが、今年は視野が広くなり、徐々に欠点がなくなっている。プロの下部リーグに出場する選手もいて、練習量やチーム連携、さらに苦しい状況でどう戦うかということがわかっている。高校生のレベルでは、死角のないチームになりつつある」

 そんな強豪、N高相手に各チームはどう戦えばいいのか。「LoLは、精神面の影響が想像以上に結果に反映されるゲーム。自分たちを盛り上げることが一番大事。その上で、相手をしっかり研究して狙いどころを定めていくことだ。時に、奇策を考えることも大切。高校生の試合なので、奇襲奇策を決められると、動揺することもある。その動揺を逃さず、さらに攻撃的な戦略が立てられれば勝機は必ずある」

 Revolさんが解説する決勝大会の模様は、動画投稿サイト「ユーチューブ」などで生配信される。

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