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北京オリンピック2022

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宇野昌磨の好調の要因は? 「足元」を支える職人に聞く

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フィギュアスケートのNHK杯男子フリーで演技する宇野昌磨。ダイナミックな演技のカギは足元にある=東京・国立代々木競技場で2021年11月13日、手塚耕一郎撮影
フィギュアスケートのNHK杯男子フリーで演技する宇野昌磨。ダイナミックな演技のカギは足元にある=東京・国立代々木競技場で2021年11月13日、手塚耕一郎撮影

 フィギュアスケート男子で北京オリンピック代表に決まった宇野昌磨(24)=トヨタ自動車=は今季、高次元の構成に挑み、結果を出している。2021年11月のグランプリ(GP)シリーズ第4戦のNHK杯では、ショートプログラム(SP)、フリーの合計点で3季ぶりに自己ベストを塗り替え、優勝した。不振に陥った時期もあった18年平昌五輪銀メダリストの好調の要因とは? キーワードは「足元」にあった。

不安消し、3季ぶりの自己記録

 わずか1・03点の自己記録更新でも、大きな意味があった。NHK杯で、19年2月の4大陸選手権で出した自己記録を上回る合計290・15点をマーク。自信を取り戻した宇野は「ようやく、世界で競い合う存在に戻って来られたのかな」とうなずいた。

 SP、フリーともに予定した4回転―3回転の連続ジャンプが4回転―2回転となったものの、着氷した全ての4回転ジャンプに安定感があった。大会を通じて公式練習でも転倒する場面はほとんどなし。これまでと何を変えたのか。演技後の宇野に尋ねると、こんな答えが返ってきた。

 「一番、今年良くなった要因は、まあ靴ですね。今年はシーズンオフに靴を毎日調整して、『何でこうなるのか』『なぜできないのか』『どれがいいのか』というのを、どれだけやりたくなくてもやり続けた。それによって、今やりたい練習をできている。これが少しずつですけど、成長につながっているんじゃないかなと思います」

「靴が合う」

 フィジカルトレーニングを強化したり、跳び方を変えたりしたわけではなかった。靴という足元への不安が無くなったことで、より質の高いジャンプを引き出せるようになったというのだ。日々の飲み物をジュースからお茶や水にし、体重が2キロ落ちたのはあくまでもダイエット。体が軽くなったという実感も「特に無いですね」と…

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【北京オリンピック2022】

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