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松江市議会11月定例会は最終日の21日の本会議で、島根原子力発電対策特別委員会が採択した中国電力島根原発(同市鹿島町片句)2号機の早期再稼働を望む地元経済団体の陳情8件を賛成多数で採択した。立脇通也議長を除く33人が採決に臨み、28人が賛成した。再稼働に反対する陳情21件は同委員会と同様、不採択とした。市議会が2号機再稼働を容認する流れが確実となった。
この日の討論では、最大会派の松政クラブの議員らが「安全は最大限確保されている」「住民には十分説明した」などと主張。共産党市議団や、民主ネットワークのうち立憲民主の議員らは「まだ原子力規制委員会が審査中。説明会で市民の不安は払拭(ふっしょく)されていない」「現段階で議会が判断するのは時期尚早」と反対の立場を示した。
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