連載

特集ワイド

「人だかりがする」ニュースを目指して、読み応え十分の記事をラインアップ。

連載一覧

特集ワイド

コロナ禍の在宅勤務 増えた時間外連絡 守りたい「つながらない権利」

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
ラフールでは「相手の就業時間を配慮した連絡をしよう!」を心得として社員に呼びかけている=東京都中央区の同社で2021年12月6日、大野友嘉子撮影
ラフールでは「相手の就業時間を配慮した連絡をしよう!」を心得として社員に呼びかけている=東京都中央区の同社で2021年12月6日、大野友嘉子撮影

 家でくつろいでいる時に会社から連絡が……。新型コロナウイルスの感染拡大で在宅勤務が広がって通信手段が便利になり、こんなウンザリする経験が増えたのではないか。そんな中、勤務時間外の連絡には応じなくてよいという「つながらない権利」が改めて注目されている。

 「通常業務時間外です。上長の許可を得た上で残業を行ってください」。企業向け健康管理システムの開発を行う「ラフール」(東京都中央区)では2021年4月から、午後10時になると、社員のパソコンにこんなアラート画面が出るようになった。きっかけは、新型コロナの感染拡大に伴う在宅勤務の導入。コロナ前は全員が出社してオフィスで仕事をしていた同社では、20年4月に在宅勤務を取り入れてから、実は社員のストレス度が上がったのだという。

 人事責任者の宮内智弘さん(34)は「通勤時間がなくなり、社員の満足度が上がるのかと思ったら、仕事のリズムの違いが表れて、ストレスを感じる人が増えました。アラートが出ることで自身の業務を抑えたり、同僚が休んでいることに気づいたりして、連絡を控える効果があります」と説明する。

 出社が義務づけられていたころは、同僚の退勤時間を認識しやすく、退社した同僚への電話やメールを控えることができた。だが、…

この記事は有料記事です。

残り2117文字(全文2651文字)

あわせて読みたい

マイページでフォローする

この記事の特集・連載
すべて見る
この記事の筆者
すべて見る

ニュース特集