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全国高校駅伝2021

2021年12月26日に京都市で開かれる男子第72回、女子第33回全国高校駅伝競走大会のページです。

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全国高校駅伝

男子・西脇工 女子・須磨学園 都大路向け、準備着々 26日号砲 /兵庫

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全国大会に向けて練習に励む西脇工の男子選手=西脇市で2021年12月13日午後4時3分、中田敦子撮影 拡大
全国大会に向けて練習に励む西脇工の男子選手=西脇市で2021年12月13日午後4時3分、中田敦子撮影

 男子第72回、女子第33回全国高校駅伝競走大会(毎日新聞社など主催)が26日、京都市で開かれる。県から出場する男子・西脇工、女子・須磨学園の両チームを紹介する。【中田敦子】

 ◆男子

西脇工 入賞果たしたい

 男子の西脇工は2年ぶり32回目の出場。県大会では2時間3分35秒の大会新記録を樹立した。エースの長嶋幸宝(そなた)選手(2年)を筆頭に、6区の稲見峻選手(同)と7区の寺本京介選手(3年)が区間新を記録し、2位以下のチームに圧倒的な差を付けた。

 2年の時から右足首の故障に悩まされてきた寺本選手は、早歩きや筋トレで脚力を鍛えた成果が区間新記録につながったという。チームは「根を養えば樹はおのずから育つ」を掲げ、一人一人が地道な練習を重ねた結果、都大路への切符をつかんだ。

 これまで8回の全国制覇を果たした名門校だが、近年は入賞も逃すなど苦い経験をしてきた。足立幸永監督(58)は「選手たちが負けないぞという雰囲気になってきた」と期待する。塩田大空(そら)主将(3年)は「今年は選手の層も厚く、大会への意識も高く持っている。チームが目標に掲げる入賞を果たしたい」と意気込む。

 ◆女子

須磨学園 力強い走りを

全国大会に向けて練習に励む須磨学園の女子選手=神戸市須磨区で2021年12月3日午後2時35分、中田敦子撮影 拡大
全国大会に向けて練習に励む須磨学園の女子選手=神戸市須磨区で2021年12月3日午後2時35分、中田敦子撮影

 女子の須磨学園は4年連続26回目の出場。県大会は全5区間で区間賞を取り、1時間9分37秒で優勝した。チームを引っ張るのは、2020年の都大路で活躍した3年の道清愛紗(あいーしゃ)、石松愛朱加(あすか)の両選手だ。道清選手は20年は2区を走り、5人を抜いて順位を押し上げた。3000メートルの自己ベストはチーム最速の9分11秒。「今年も力強い走りを見せたい」と誓う。

 石松選手は3年連続の都大路出場。けがを乗り越え、体幹トレーニングや食事管理を徹底してきた。近畿大会では1区で19分46秒の好タイムを記録し、「都大路でも1区を走って区間賞を取りたい」と意気込む。

 チームは19、20年にいずれも6位入賞と健闘したが、目標とする「全国優勝」に一歩及ばない状態が続いている。濱本憲秀監督(42)は「大会までにチームをまとめたい」と話す。主将の塚本衣音(いお)選手(3年)は「一人一人が成長した走りをしたい」と力を込める。

〔神戸版〕

【全国高校駅伝2021】

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