アベノマスク廃棄、批判投稿相次ぐ 費用「6000万円」トレンドに

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倉庫に保管されたままになっている国が用意した布マスク=東京近郊で2021年12月1日午後2時33分、大西岳彦撮影
倉庫に保管されたままになっている国が用意した布マスク=東京近郊で2021年12月1日午後2時33分、大西岳彦撮影

 新型コロナウイルス対策として安倍晋三政権が調達した布マスク「アベノマスク」が大量の在庫となり、廃棄処分に多額の税金が投入されることから、ツイッターでは「約6000万円」「アベノマスク1100万枚不良品」などの関連ワードが相次いでトレンド入りした。「血税の無駄使いは許せない」「せめて処分にはお金かけないでほしい」などと批判的な投稿が目立っている。【川上珠実/デジタル報道センター】

 岸田文雄首相は21日の記者会見で、布マスクを「年度内をめどに廃棄するよう指示した」と説明し、記者会見に先立つ同日の参院本会議で不良品が約1100万枚見つかったことも明らかにした。布マスクは2020年4月、当時の安倍首相が全世帯配布を表明。現在、介護施設向けの布マスクなどと合わせて計8000万枚余りが備蓄されたままだ。

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