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気象庁は22日、2021年の天候まとめ(速報値)を発表した。日本の年平均気温は、平年値(20年までの30年平均)を0・65度上回る見通しとなった。0・65度は1898年の統計開始以降、20年と並ぶ最高値。最高値を記録するのは19年から3年連続となる。
気象庁は、要因として二酸化炭素(CO2)など温室効果ガス増加に伴う地球温暖化や、エルニーニョやラニーニャ現象など数年から数十年規模で繰り返される自然変動の影響を指摘。高まる災害リスクに警鐘を鳴らした形だ。
世界の年平均気温は平年差で0・22度上回り、1891年の統計開始以降6番目に高い記録となる見込み。ヨーロッパ南部とアフリカ北部から中東、東アジアにかけて高温となり、北米中部などでも高かった。
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