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2人乗りのサドルなどを備えた「タンデム自転車」の公道走行が香川県内でようやく解禁された。後ろの人はハンドル操作が不要で、体力差がある親子や男女らが協力してペダルをこいで進むのが魅力だ。車椅子なしで四国の遍路道を旅しようと、障害者らが高松市内から自転車と一緒に電車に乗り、さぬき市でサイクリングを楽しんだ。
12月中旬の快晴の土曜日。障害者4人を含む19人が高松市の瓦町駅前に集合し、自転車を引いて高松琴平電気鉄道(ことでん)に乗り込んだ。身体に障害があっても自由に移動できる社会を願って愛媛県の認定NPO「タンデム自転車NONちゃん倶楽部」が企画した。10年以上、タンデム自転車の普及を進めている。この日の参加者は全員、愛媛県在住で自転車10台はトラックで駅まで運んだ。
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