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飲み薬承認、コロナ対策の決定打になるか 各国評価には温度差も

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米製薬大手メルクが開発した新型コロナウイルス感染症用の飲み薬「モルヌピラビル」=AP
米製薬大手メルクが開発した新型コロナウイルス感染症用の飲み薬「モルヌピラビル」=AP

 厚生労働省は24日夜、米製薬大手メルクが開発した新型コロナウイルス感染症の飲み薬「モルヌピラビル」(商品名・ラゲブリオ)の製造販売を承認した。飲み薬タイプのコロナ向け抗ウイルス薬としては初の実用化になる。政府は新型コロナ対策の「切り札」と位置づけており、拡大が懸念されるオミクロン株を含め、国内対策にどの程度、役立つかが今後問われる。【横田愛、矢澤秀範、ワシントン秋山信一】

オミクロン株にも有効な可能性

 「軽症者向けの経口治療薬(飲み薬)は、国民が安心して暮らせるための切り札になる」。後藤茂之厚労相は24日夜の記者会見でこう述べ、モルヌピラビルを特例承認したことを明らかにした。東京や大阪、京都などでオミクロン株による市中感染が確認される中、年末年始に駆け込みで承認手続きが間に合った格好だ。

 モルヌピラビルの投与対象は、18歳以上で重症化リスクのある軽症、中等症患者。発症5日以内に使用を始め、1日2回、5日間服用する。妊婦は胎児に奇形が生じる可能性があり使用を認めない。

 重症化リスクの高い人を対象とした臨床試験(治験)の中間解析結果では、入院・死亡のリスクを約50%下げたとされたが、その後の解析で30%に下方修正された。オミクロン株に対しては有効性が確認されたとしている。日本…

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