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文句なしの新世代の主役だ。ファン投票で歴代最多26万742票という期待を背負った3歳のエフフォーリアが、躍動感ある走りで勝ちきった。
スタートから中団でレースを進めた。「もう少し前を取るつもりだったが、思ったよりも行く馬が多くてプランを変えた」という横山武史騎手の機転で、2番人気のクロノジェネシスをマーク。4コーナーで位置を上げ、「なんとか勝ってくれとがむしゃらに追った」と横山武。ディープボンド、クロノジェネシスをかわし、先頭でゴールした。
初めての2500メートル。距離が不安要素とされていたが、横山武が「なんで不安だったんだろうと思うくらい落ち着いていた」という貫禄の走りだった。鹿戸雄一調教師も「最後は必ず脚を使ってくれると思いながら見ていた。すごく強かった」と満足した。力はまだ底知れない。無敗の3冠馬コントレイル、快速女王グランアレグリアに完勝した秋の天皇賞に比べて状態は落ちたというが、横山武は「(実力の)8、9割出してくれれば…
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