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第4回全国高校eスポーツ選手権

スポーツを楽しむ高校生を応援し、文化として発展させていくことをテーマに開催される「全国高校eスポーツ選手権」の特集ページです。

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激闘制したクラーク国際「永遠の2番手」返上 高校eスポーツ選手権

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リーグ・オブ・レジェンド部門で優勝し、笑顔を見せるクラーク記念国際高CLARK NEXT Akihabaraの選手たち=東京都豊島区で2021年12月26日、幾島健太郎撮影 拡大
リーグ・オブ・レジェンド部門で優勝し、笑顔を見せるクラーク記念国際高CLARK NEXT Akihabaraの選手たち=東京都豊島区で2021年12月26日、幾島健太郎撮影

 高校対抗で対戦型コンピューターゲームの腕前を競う「第4回全国高校eスポーツ選手権」の決勝大会最終日は26日、5人対5人で対戦する陣取りゲーム「リーグ・オブ・レジェンド(LoL)」部門があった。クラーク記念国際高CLARK NEXT Akihabara(東京)はライバルとの激闘を制し、悲願の初優勝を果たした。

 曇りのない笑顔で、メンバー5人がトロフィーを高々と掲げた。あと一歩で涙をのんできた栄冠に、ようやく手が届いた。

 決勝の第1ゲームでは、序盤から味方間の連係が功を奏し、相手プレーヤーを包囲して次々と倒し勝利。第2ゲームでは相手の積極的な攻勢にも冷静に対処し、相手の本拠地へと一気に攻め込んで、2連勝で頂点へと駆け上がった。

リーグ・オブ・レジェンド部門の決勝に臨むクラーク記念国際高CLARK NEXT Akihabaraの選手たち=東京都豊島区で2021年12月26日、幾島健太郎撮影 拡大
リーグ・オブ・レジェンド部門の決勝に臨むクラーク記念国際高CLARK NEXT Akihabaraの選手たち=東京都豊島区で2021年12月26日、幾島健太郎撮影

 「今までは永遠の2番手だった。優勝と準優勝の重みは違う」。主将の鬼島至雄(3年)は思い返す。準決勝で対戦した前回覇者のN高は、2019年大会の決勝で敗れ、今夏に開かれた別の全国大会の決勝でも涙をのんだ相手だ。社会人など格上の相手との練習を繰り返し、通信制の学校ながら対面で集まれる環境を生かしてチームワークを深めた。「全員のレベルが上がり、『格下ではなく対等だ』という意識で臨んだ」という結果が大きな1勝につながった。

 優勝すれば、同校でコーチを務める元プロゲーマーのYukiさん(プレーヤー名)が選手たちに手料理を振る舞うという約束から、3年前にチーム名を「Yuki飯食べ隊」と名付けていた。「ようやく食べられる」と鬼島。重圧から解き放たれた瞬間だった。【滝沢一誠】

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