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北京パラリンピック2022

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北京でもう一度 「一番いい色のメダル」へ、止めぬ歩み

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平昌パラリンピックのアルペンスキー女子スーパー複合(座位)のスーパー大回転で滑走する村岡桃佳=旌善アルペンセンターで2018年3月13日、宮武祐希撮影
平昌パラリンピックのアルペンスキー女子スーパー複合(座位)のスーパー大回転で滑走する村岡桃佳=旌善アルペンセンターで2018年3月13日、宮武祐希撮影

 東京オリンピック・パラリンピックに続く舞台は冬の北京。若手の才気がほとばしり、ベテランが放つ熟練の技はさえわたる。

二刀流のエース

 ◆村岡桃佳(24) パラアルペンスキー=トヨタ自動車

 パラアルペンスキーのエースがバージョンアップを遂げ、雪上に帰ってきた。前回の2018年平昌冬季パラリンピックのアルペン女子座位では計5個のメダルを獲得。その後、陸上との「二刀流」に挑戦し、東京パラリンピック陸上女子100メートル(車いすT54)で決勝進出を果たした。「体の使い方や体幹(の強さ)は陸上競技に取り組んで新たに身につけたもの。この挑戦を最後は笑って終われるようにしたい」と語る。

 村岡にとって陸上は「原点」だった。…

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