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北京パラリンピック2022

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北京で新たな道へ 「勝ちにいく」ために、準備抜かりなく

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スピードスケートのW杯第3戦第2日、女子1000メートルで優勝した高木美帆=米ソルトレークシティーで2021年12月4日、AP共同
スピードスケートのW杯第3戦第2日、女子1000メートルで優勝した高木美帆=米ソルトレークシティーで2021年12月4日、AP共同

 東京オリンピック・パラリンピックに続く舞台は冬の北京。若手の才気がほとばしり、ベテランが放つ熟練の技はさえわたる。

頂へ慢心なし

 ◆高木美帆(27) 五輪スピードスケート=日体大職員

 かつての「スーパー中学生」は27歳になった。2010年バンクーバー冬季五輪に、日本スピードスケート史上最年少の15歳で出場してから12年。「目指す滑りができれば、結果もついてくる」。心技体とも充実期を迎え、北京五輪では女子団体追い抜きを含む三つの金メダルに照準を定める。

 バンクーバーでは1000メートルで最下位、1500メートルで23位と世界の壁にはね返された。14年ソチ五輪は代表入りを果たせず、挫折を味わった。

 転機となったのは、…

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