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「五輪は発表会じゃない。勝たないと」羽生、3連覇に意欲

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エキシビションで演技する羽生結弦=さいたまスーパーアリーナで2021年12月27日、宮間俊樹撮影
エキシビションで演技する羽生結弦=さいたまスーパーアリーナで2021年12月27日、宮間俊樹撮影

 フィギュアスケートの北京オリンピック代表最終選考会を兼ねた全日本選手権(23~26日)から一夜明けた27日、代表に決まった羽生結弦(ANA)がオンラインで取材に応じ、「五輪は発表会じゃない。勝たないといけない場所。僕にとっては」と、男子では94年ぶりとなる五輪3連覇に強い意欲を見せた。

 羽生は右足首の負傷から復帰して今季初戦となった全日本選手権で、2年連続6回目の優勝を果たした。北京五輪では、1920年アントワープ、24年シャモニー、28年サンモリッツの3大会で五輪を制したギリス・グラフストレーム(スウェーデン)以来、94年ぶりの偉業に挑む。

 そのための切り札として、決めれば世界初となるクワッドアクセル(4回転半ジャンプ)の成功を挙げ、「単純に4回転半でGOE(出来栄え評価)をプラスで付けられる構成にしたい。(北京五輪まで)1カ月ちょっとしかない中で、やれることはアクセルくらいだと思っている」と語った。

 また、今季の米大リーグのア・リーグ最優秀選手(MVP)で同学年の大谷翔平(エンゼルス)についても言及。「正直、フィギュアって23歳や24歳が全盛期と思われていたが、野球は30代前半の方が脂が乗っていて良い時期だという話を聞く。実際に自分と完全に同年代の選手が一番良い出来を保っているところを見たり、前人未到のことを自分で切り開いているところを見…

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【北京オリンピック2022】

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