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タリバンの支配下で

アフガニスタンでイスラム主義勢力タリバンが20年ぶりに復権してから4カ月。経済や社会の混乱が続くアフガンの現状を報告する。

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タリバンの支配下で

「ここには女性もいる」 タリバン復権直後、街でデモした姉妹の思い

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「アフガンには女性も存在する」などと書いた紙を掲げ、タリバンに抗議するスダバ・カビリさん(右から2人目)ら=カブールで2021年8月17日(スダバ・カビリさん提供)
「アフガンには女性も存在する」などと書いた紙を掲げ、タリバンに抗議するスダバ・カビリさん(右から2人目)ら=カブールで2021年8月17日(スダバ・カビリさん提供)

 アフガニスタンでイスラム主義組織タリバンが20年ぶりに実権を掌握したのは昨年8月15日のことだった。その2日後、首都カブールの大使館などが集まる地区の一角では、会社員のスダバ・カビリさん(25)ら5人がある決意を固めていた。「どんな妨害を受けてもやりきろう」

 紙を掲げた。「アフガンには女性も存在する」と記している。約1時間、大きな声で叫びながら通りを歩いた。「女性の政治参加、そして教育を受けたり働いたりする権利を認めてください」

 タリバンの兵士が駆けつけ、紙を取り上げたが、力ずくで解散させようとはしなかった。タリバン復権後に実施された初の女性によるデモだったとみられ、海外メディアでも報道された。

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