上昇か、はたまた波乱か 2022年の株式市場の展望を専門家が分析

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
日経平均株価の終値が3万円台になったことを示す証券会社の電光掲示板=東京都中央区で2021年2月15日午後3時53分、梅村直承撮影
日経平均株価の終値が3万円台になったことを示す証券会社の電光掲示板=東京都中央区で2021年2月15日午後3時53分、梅村直承撮影

 新型コロナウイルスの感染拡大に翻弄(ほんろう)された2021年の東京株式市場。22年はどうなるのか。注目分野や展望をアナリストらに聞いた。

自動車の業績回復に期待

 「自動車の生産が回復し、電気自動車(EV)市場が拡大するだろう」。裾野が広い自動車業界の業績回復に期待するのは、三菱UFJモルガン・スタンレー証券の藤戸則弘チーフ投資ストラテジストだ。

 自動車業界は21年、世界的な半導体不足に直撃され、減産を余儀なくされたが、供給制約は緩みつつある。トヨタ自動車が30年のEV世界販売目標を引き上げるなど、脱炭素化への研究開発投資も本格化する。藤戸氏は「トヨタグループはEVや電池関連の特許を多く持つ。22年は日本勢の飛躍に期待したい」と語る。

再エネや仮想空間にも注目

 脱炭素が世界的な潮流となる中、再生可能エネルギー分野の注目度も高い。太陽光発電は規制緩和で21年から荒廃農地へのパネル設置が可能になり、大和証券の木野内栄治チーフテクニカルアナリストは「パネルを製造する電機メーカーや地盤強化を担う建設業に注目している」と話す。

 新トレンドとして盛り上がりそうなのが…

この記事は有料記事です。

残り762文字(全文1245文字)

あわせて読みたい

マイページでフォローする

この記事の筆者
すべて見る

ニュース特集