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北京オリンピック2022

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遅咲きのスプリンター村上右磨 北京オリンピックへ導いた父の指導

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スピードスケート男子の村上右磨(左)のために車庫を改装して作ったトレーニング室で、自作のトレーニング用具を手に笑顔を見せる父忠則さん=北海道帯広市で2017年7月20日、宮間俊樹撮影
スピードスケート男子の村上右磨(左)のために車庫を改装して作ったトレーニング室で、自作のトレーニング用具を手に笑顔を見せる父忠則さん=北海道帯広市で2017年7月20日、宮間俊樹撮影

 スピードスケートの北京オリンピック代表選考会が29日開幕し、男子500メートルで村上右磨(ゆうま)=高堂建設=が代表入りを確実にした。大学を中退して一時は働きながら競技を続け、29歳でたぐり寄せた初の五輪切符。遅咲きのスプリンターが開花した陰には、競技経験のない父忠則さん(62)の独特の指導があった。

 兄の影響で3歳ごろからスケートを始めたが、北海道・帯広工高、北翔大では目立つ存在ではなかった。幼い頃から指導してきた忠則さんはモータースポーツで全日本ラリー選手権に出場する腕前だったが、スピードスケートは未経験。学業優先が指導理念で、練習量は多くなかった。

 モータースポーツでは「人が苦手な下り坂を全開で走れば勝てる」と独自の路線で活路を見いだした忠則さん。仕事では電気の保守管理の会社を経営する理系出身で、スケートでも力学上どう氷に力を伝えれば速く滑れるかを独学で突き詰めた。…

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【北京オリンピック2022】

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