傷ついたオオワシ、野生に戻そう 猛禽類医学研究所が支援金募る
毎日新聞
2021/12/31 10:30(最終更新 12/31 10:30)
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傷ついて野生に戻れなくなったオオワシなど希少鳥類の命をつないで活躍の場を与える資金などを確保するため、猛禽(もうきん)類医学研究所(北海道釧路市)がクラウドファンディング(CF)で支援を募っている。
同研究所は環境省の委託を受け、傷ついた希少鳥類の保護から治療、リハビリ、野生復帰に向けた訓練、衛星送信機を装着しての放鳥までを担っている。
一方、風車や列車との衝突で翼を切断した個体などは野生復帰が困難で、現在は三十数羽を「終生飼育個体」として飼育している。彼らは傷ついた仲間の猛禽類の「輸血ドナー」になるほか、感電や交通事故を防ぐための器具の開発や有効性の検証のため、寿命を全うするまで「活躍の場」を与えられている。
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