風力発電中止求め1000筆 守る会、京丹後市長に提出へ オンライン署名 /京都

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
依遅ケ尾山一帯に計画されている風力発電所の予定地を視察する審議会のメンバーたち=京丹後市丹後町鞍内で2021年12月21日午前11時、塩田敏夫撮影
依遅ケ尾山一帯に計画されている風力発電所の予定地を視察する審議会のメンバーたち=京丹後市丹後町鞍内で2021年12月21日午前11時、塩田敏夫撮影

 府北部で計画中の風力発電事業の中止を求め、丹後地方の住民による「丹後の自然と暮らしを守る会」が進めているオンラインでの活動で集めた署名が1000人を超えた。7日に京丹後市役所を訪れ、中山泰市長に署名簿を手渡す予定だ。【塩田敏夫】

 建設予定地は、修験道の霊場とされてきた京丹後市丹後町の依遅ケ尾(いちがお)山一帯(15基)▽里山が広がる宮津市日ケ谷から伊根町菅野一帯(12基)▽羽衣伝説が伝わる京丹後市大宮町から峰山町の磯砂山一帯(14基)。山陰海岸ジオパークや丹後天橋立大江山国定公園の一部で、同会は「クマタカなど希少生物が生息する自然環境に影響し、川の土砂流出など災害の危険性が高まる」と訴えている。

 2021年12月に開かれた、依遅ケ尾山一帯の風力発電所について検討する「京丹後市美しいふるさとづくり審議会」でも、地元区長から「山からの水の流れが変わり、土砂災害が深刻化する。天然アユが生息する宇川への影響が心配される」と不安の声が上がった。アドバイザーを務めた専門家からも「極めて土砂災害が多く、地形的にも地滑り地帯。詳しい調査が不十分だ」「地下水を含めた水系の変化への配慮が必要だ」などと計画に…

この記事は有料記事です。

残り261文字(全文763文字)

あわせて読みたい

ニュース特集