オシント新時代・荒れる情報の海

/3(その2止) SNS特定、光と影 犯罪に悪用事例も

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
企業からの依頼で採用候補のSNSアカウントを調査する企業調査センターの担当者ら=東京都千代田区で2021年12月、北山夏帆撮影(画像の一部を加工しています)
企業からの依頼で採用候補のSNSアカウントを調査する企業調査センターの担当者ら=東京都千代田区で2021年12月、北山夏帆撮影(画像の一部を加工しています)

 

 「お金を貸していた元彼に逃げられました」。東京都内でウェブ関連の仕事をする大和さん(仮名)のネット交流サービス(SNS)にメッセージが届いたのは2021年6月ごろ。「北信越地方の女性」からだった。「元彼」に50万円を貸したが、連絡が取れなくなったという。

 大和さんは著名人がSNSに投稿した写真から撮影場所を割り出し、自分のSNSで明かしていた。「仕事が行き詰まった時の暇つぶしでやっていたら、依頼のメッセージが届くようになった」。女性もその一人だった。

 女性が材料として大和さんに提供したのは元彼のツイッターの匿名アカウント。携帯電話をこっそり見た時に確認していた。そのツイッターには、引っ越しがうかがえる投稿が並んでいた。「これなら探せるかも」。大和さんは依頼を無償で引き受けた。

この記事は有料記事です。

残り2757文字(全文3101文字)

あわせて読みたい

ニュース特集