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/5 医療デマ、SNS攻防(その1) 「ワクチンで不妊」拡散 発信者は少数、影響多大

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 激しく波を打つ2本の折れ線グラフ。「新型コロナウイルスのワクチン接種で不妊になる」といった科学的根拠のない主張を巡るネット交流サービス(SNS)上の攻防を可視化したものだ。

 作成した東京大の鳥海(とりうみ)不二夫教授(計算社会科学)の分析によれば、ツイッターで2021年に拡散したワクチンと不妊をめぐる誤情報のおよそ半分は、わずか七つのアカウント(発信者)が起点になっていた。

 SNSのビッグデータ解析が専門の鳥海教授は、21年1~11月にツイッターに流れた「ワクチン」「不妊」などという言葉が含まれる投稿約55万件を調べた。拡散数の多い投稿(ツイート)とそれを転載(リツイート)したアカウントの関係を分析すると、ワクチンが不妊や流産につながるとの主張に肯定的なグループと否定的なグループの分断構図が浮かんだ。

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