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「これまで生きてきた18年間で、一番濃い1年だった」。5日にあった第101回全国高校ラグビー大会の準決勝。3連覇への道を国学院栃木に阻まれた桐蔭学園(神奈川)のフランカー、中島潤一郎主将(3年)は試合終了後、声を震わせながら言い切った。
大きなプレッシャーを抱えながらのスタートだった。連覇を果たした先輩たちに比べ、チームは体格的にスケールダウン。自らは春の全国選抜大会を前に右膝を故障して戦線離脱し、チームも決勝で東福岡に敗れた。6月の関東大会、7月の7人制大会も頂点に届かず涙をのむ。主将としてチームに貢献できていないと感じる焦り。新型コロナウイルスの影響で練習時間は短縮、対外試合も自粛となり、経験の少なさも相まって苦悩の日々が続いた。
そんな中、OBが助けてくれた。歴代キャプテンらとウェブ会議システムZoom(ズーム)でつながり、チーム作りのノウハウを教わった。グラウンドにも来てもらって指導を受け、チームは確実に成長していった。自身もロック小椋健介選手(3年)ら3人の副将らと連日ミーティングを重ね、チームを導こうと奔走した。
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