EV、戦国時代突入 米アップル、グーグルも参入か

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記者会見でEVの試作車「VISION-S(ビジョンS)」について説明するソニーグループの吉田憲一郎社長(中央)=ソニーグループ提供
記者会見でEVの試作車「VISION-S(ビジョンS)」について説明するソニーグループの吉田憲一郎社長(中央)=ソニーグループ提供

 ソニーグループが5日(日本時間)、電気自動車(EV)市場への参入を本格検討すると表明したことで、業種をまたいだ開発競争が一段と熱を帯びそうだ。販売台数で先行する米EV大手テスラを、独フォルクスワーゲン(VW)や米ゼネラル・モーターズ(GM)、トヨタ自動車など世界的大手が猛追。中国のEVメーカーも台頭し、アップルやグーグルなど米IT大手による異業種からの参入も取り沙汰される。市場は「EV戦国時代」に突入する。

 「これは未来に向けた大きな一歩だ」。ソニーの吉田憲一郎社長は5日、米ラスベガスで開かれた家電IT見本市「CES」の関連イベントで、EV市場に参戦する意義を強調した。

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