豪、ジョコビッチ選手入国拒否 セルビアとの外交問題に発展も
毎日新聞
2022/1/6 20:04(最終更新 1/7 15:09)
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オーストラリア国境警備局は6日、テニスの全豪オープンに出場するために同国入りしたノバク・ジョコビッチ選手(34)の入国を拒否し、査証(ビザ)を取り消したと発表した。ジョコビッチ選手は、新型コロナウイルスのワクチン接種を受けておらず、開催地の州政府などからワクチン免除の許可を得ていたが、豪政府が「免除理由の証明が不十分」と判断したため。同選手の出身国セルビアとの外交問題に発展する様相を見せている。
男子テニス世界ランキング1位のジョコビッチ選手は、メルボルンで17日に開幕する大会に出場するため、5日にドバイを出発。自身のインスタグラムでは「免除許可を受けて豪州に向かう」とコメントしていた。しかし豪当局はジョコビッチ選手が空港で「(入国)条件に合う適切な証拠を提示できなかった」として入国を拒否。地元メディアによると、当局は強制送還するとしているが、ジョコビッチ選手は裁判所に異議を申し立てた。
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