他人のSNSに不正アクセス疑い、男性逮捕 「プライベートのぞきたい」

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吉川容疑者の自宅から押収されたスマートフォンやタブレットなど=愛知県警豊田署で2022年1月6日午後4時19分、森田采花撮影 拡大
吉川容疑者の自宅から押収されたスマートフォンやタブレットなど=愛知県警豊田署で2022年1月6日午後4時19分、森田采花撮影

 写真共有アプリ「インスタグラム」の他人のアカウントに不正アクセスしたとして、愛知県警豊田署などは6日、同県豊田市、パート従業員、吉川綾二容疑者(54)を不正アクセス禁止法違反容疑で逮捕した。県警は2040件の不正アクセスを確認。吉川容疑者は他人のインスタグラムの写真だけでなく、スマートフォン内に保存されていた写真や動画も不正に閲覧していた。「人のプライベートをのぞきたかった」と容疑を認めている。

 逮捕容疑は2020年3月22日~21年2月10日の間、4回にわたってスマホを使用して他人が利用するインスタグラムのアカウントに無断でアクセス。アカウントのIDやパスワードを自身のスマホ内に保管したとしている。設定の書き換えや個人情報の漏えいなどはないという。

 県警によると、吉川容疑者はインスタグラムのアカウント名からIDやパスワードを推測することで不正なアクセスを繰り返していた。被害者のほとんどが自分の名前や誕生日などをアカウント名として登録していたという。

 不正アクセスに成功すると、被害者のアカウント情報が見られ、被害者が登録時に使用したメールアドレスも閲覧できる。吉川容疑者はこうして入手したメールアドレスを使用し、さらに「グーグルアカウント」や「アップルID」に侵入。クラウド上にアップされたスマホ内に保存されている写真や動画も閲覧していたという。

 県警は吉川容疑者を21年10月に別の不正アクセス事件で逮捕。自宅から押収したスマホなどを解析した結果、今回の不正アクセスが発覚した。「4年前から始め、ほぼ毎日アクセスしていた」と話しているという。【森田采花】

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