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「第6波」都市圏緊迫 医療体制安定も専門家「病床使用率注視を」

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小池百合子知事(右端)らが出席した東京都のモニタリング会議=新宿区の都庁で2022年1月6日午後3時、黒川晋史撮影
小池百合子知事(右端)らが出席した東京都のモニタリング会議=新宿区の都庁で2022年1月6日午後3時、黒川晋史撮影

 6日、新型コロナウイルスの1日あたりの新規感染者が4000人を超えた。「第6波の入り口にいる」(吉村洋文・大阪府知事)という緊迫した感染状況に直面しているうえ、変異株「オミクロン株」の市中感染も相次ぐ。関係者は年明け早々、難しいかじ取りを迫られている。

首都圏・関西圏では

 東京都は6日、新規感染者数が641人に上り、前週12月30日(64人)の10倍に達した。感染動向を分析する6日のモニタリング会議で、専門家らは「現時点の増加比が続けば、爆発的な感染拡大となる」と危機感を示した。

 都によると、12月28日~1月3日に確認された新規感染者の9割は50代以下。20代が28・8%で最多だった。濃厚接触者を分析したところ、56・8%が同居人からの感染とみられ、職場内は12・5%、会食は9・4%だった。

 都は認証飲食店に、入店客を1グループ8人までとするよう求めているが、小池百合子知事は「人と人との接触をさらに低減する取り組みを決定せざるを得ない」と発言し、制限を強める方向で検討する考えを示した。小池氏は同会議後、岸田文雄首相とも面会し、ワクチンの重点的配分などを要望した。

 一方で、コロナ対策のまん延防止等重点措置適用については、小池氏は現段階では慎重な姿勢を示す。都は、新規感染者数の7日間平均が約500人となり、3週間後の病床使用率の予測値が約20%となった段階を、国に措置適用を要請する目安の一つとしている。

 これに照らせば、都内の新規感染者数の7日間平均は6日現在で218人。病床使用率は7%、重症者用に限ると0・6%と低い水準だ。同会議も、感染状況は「拡大の兆候がある」として都独自の警戒レベルを1段階引き上げつつ、医療提供体制は「通常の医療との両立が安定的に可能」として、4段階で最も低いレベルを維持した。会議後、国立国際医療研究センターの大曲貴夫氏は、自身が見た医療現場の現状を「若い患者が多く、ほとんどは無症状か軽症。第5波と全然違うと、今のところは言える」とする一方、「(海外では)中等症が増えている地域もある」と指摘した。

 神奈川県の6日の新規感染者は152人。100人を超えるのは約3カ月ぶりで、…

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