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第101回全国高校ラグビー

第101回全国高校ラグビー大会(12月27日~1月8日)の特集ページです。

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監督の指示も「無視」 自由だから強い東福岡 高校ラグビー

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【東海大大阪仰星-東福岡】前半、東福岡が突進=東大阪市花園ラグビー場で2022年1月5日、滝川大貴撮影
【東海大大阪仰星-東福岡】前半、東福岡が突進=東大阪市花園ラグビー場で2022年1月5日、滝川大貴撮影

 「現場の判断」にこそ価値がある。第101回全国ラグビー大会の準決勝(5日)で敗れた東福岡だが、4強以上は9大会連続。強さを維持するのは、監督の指示に背くことをためらわず、プレーを選択できる選手の自主性ゆえだ。

トリッキーなプレーも根拠あり

 「ラグビーの監督は、試合中は無力。指示はするけど、判断するのは選手たち」。藤田雄一郎監督(49)は、そう断言する。

 東福岡に勢いをもたらすのは、自由なプレーに他ならない。目黒学院(東京第2)との3回戦。スタンドオフ(SO)の楢本幹志朗(ならもと・かんじろう、3年)は相手陣でボールを手にした瞬間、自らの股を通して「ノールック」で後ろにパス。正確に味方へ渡し、トライにつなげた。一見トリッキーなプレーも、相手防御陣との距離やスペース、味方の位置などを瞬時に把握した上での根拠ある判断だった。

 前回大会の準々決勝も印象深い。東海大大阪仰星を相手に、ロスタイムが18分に及ぶ死闘を繰り広げた。同点のまま迎えた試合終盤、藤田監督はドロップゴール(DG)などで着実に得点するよう指示したが、…

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