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「選挙の神様」が、よもやよもやの敗北だった。立憲民主党の小沢一郎衆院議員(79)のことである。昨年10月の衆院選では小選挙区で初めて敗れ、辛くも比例復活で18回連続当選。さぞかし気落ちされているだろうと思い、ご本人を直撃すると、「もう一度政権交代するまで引退できない」と言った。剛腕政治家、いよいよ再起動である。
「50~60歳より下の有権者は、僕の顔を直接見たことがないという人がほとんどなんだ。この三十数年、選挙中でも地元に帰っていなかった。これまではそれでも勝てたけれども、今回はそうはいかなかった。皆とのつながりを怠った結果ということだな」。永田町の議員会館の事務所。久しぶりに小沢さんに向き合うと、小選挙区での敗因を淡々と語った。
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