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「道の駅」に照準 ホテル・マリオット、見据えるアフターコロナ

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道の駅の横に建つフェアフィールド・バイ・マリオットの外観イメージ図=積水ハウス提供
道の駅の横に建つフェアフィールド・バイ・マリオットの外観イメージ図=積水ハウス提供

 車やバイクで旅する人にとって強い味方となっている「道の駅」。既に全国に1200カ所近くが整備され、各地で高い人気を呼んでいる。ここに米ホテル大手が目をつけ、宿泊型施設の併設を加速させているという。狙いを探ると「アフターコロナ」を見据えた新たな旅の形が見えてきた。

「道の駅」併設のホテル続々

 福岡市中心部から約50キロ。全国屈指の果物の産地として知られる福岡県うきは市の道の駅「うきは」には、週末になると朝からマイカーに乗った大勢の買い物客が訪れる。2019年度の年商は10億円を突破。市内には観光農園などもあり、新型コロナウイルス禍前の19年には訪日外国人客も含めて約240万人が同市を訪れた。

 ここに23年夏の開業を目指すのが計51室のホテル計画だ。仕掛けるのは、米ホテル大手マリオット・インターナショナル。…

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