特集

第101回全国高校ラグビー

第101回全国高校ラグビー大会(12月27日~1月8日)の特集ページです。

特集一覧

「背中で語る」主将を体現 東海大大阪仰星・薄田周希 高校ラグビー

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
【東海大大阪仰星-国学院栃木】前半、突進する東海大大阪仰星の薄田周希選手=東大阪市花園ラグビー場で2022年1月8日、小松雄介撮影
【東海大大阪仰星-国学院栃木】前半、突進する東海大大阪仰星の薄田周希選手=東大阪市花園ラグビー場で2022年1月8日、小松雄介撮影

 第101回全国高校ラグビー大会は8日の決勝で東海大大阪仰星(大阪第2)が国学院栃木を36―5で破り、4大会ぶり6回目の優勝を果たした。「この2年間はベスト8で涙をのんだ。最後に優勝できて本当にうれしい」。試合終了を告げるノーサイドの笛が鳴り響くと、チームを引っ張ってきたNO8薄田周希主将(3年)は両腕を上げ、仲間たちと抱き合った。その左腕で存在感を放っていたのは黒いリストバンドだ。「仲間に支えられた3年だった」と振り返る主将の思いが新たにこめられた。

 前回大会、東福岡との準々決勝。ロスタイムが18分に及ぶ激闘の末に引き分け、抽選で準決勝に進めず涙をのんだ。宿舎に戻ると、当時の主将だった近藤翔耶(とわ)さん(東海大)から黒いリストバンドを手渡された。「来年からチームを頼む」。裏に「一心不乱」と赤文字で刻まれていた。

 代々受け継がれる大阪仰星の主将の証しだった。握手をして受け取ると、強豪校を率いてきた先輩たちの思いがこもっているからか重く感じた。

 1年時から登録メンバーとなり、今年度は飛び級でU20日本代表候補に名を連ねる。湯浅大智監督(40)は「行動でチームをまとめてくれる逸材」とほれこむ。だが、「自分は仰星の主将を務める器なのだろうか」と、重圧に苦しんだ時期もあった。

この記事は有料記事です。

残り454文字(全文997文字)

関連記事

あわせて読みたい

マイページでフォローする

この記事の特集・連載
すべて見る

ニュース特集