見せた高い技術 ラグビー・リーグワン、浦安のフォラウが逆転トライ

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【神戸-浦安】後半、浦安のイズラエル ・フォラウがキックパスを受けてトライ=神戸ユニバー記念競技場で2022年1月8日、望月亮一撮影 拡大
【神戸-浦安】後半、浦安のイズラエル ・フォラウがキックパスを受けてトライ=神戸ユニバー記念競技場で2022年1月8日、望月亮一撮影

 ラグビーの新リーグ、リーグワンは8日、各地で1部の計3試合が行われて開幕した。「開幕戦」となった神戸―浦安戦(神戸ユニバー記念競技場)は6120人の観衆を前に一進一退の攻防が展開され、24―23で浦安が競り勝った。

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 後半40分は既に過ぎていた。神戸の元ニュージーランド代表、SOクルーデンが、決めれば逆転勝利となるゴールを外した瞬間、神戸の観客からため息が漏れた。新型コロナウイルスの影響で新リーグの開幕戦となった一戦を、浦安が小差でものにした。

 17―18の後半36分、浦安は敵陣の右端深くに攻め入っていた。相手の反則でアドバンテージがあり、ここで左側で構えていた元オーストラリア代表のFBフォラウは思い切ったプレーを要求。SOブラックに大きく左に展開する「キックを蹴れ」と指示し、左中央に走り込んで逆転のトライを決めた。両チームとも反則が多く、攻めあぐねる中で流れを引き寄せるプレー。「毎週、毎週、練習している技術の部分が機能した」と成果を喜んだ。

 194センチ、103キロの大型バックス・フォラウは、オーストラリアの代表キャップ数73を誇る。大柄ながら機敏さも兼ね備え、前半から個人技で縦に切り込んで陣地を奪った。前半12分にはトライを決め、その後は相手のマークが厳しくなって存在感が薄れていたが、後半の時間のない劣勢の場面で高い技術を見せた。「日々の練習に集中してきたので開幕戦という意識はあまりなかった。神戸に勝利した自信を次の試合、シーズンを通してチームを作っていく上でうまく使っていきたい」と胸を張った。【荻野公一】

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