特集

第94回センバツ高校野球

第94回選抜高校野球大会の特集サイトです。阪神甲子園球場での熱戦全31試合をLIVE配信します。

特集一覧

高校野球強化に成果 筑波大・高橋准教授、知事へ論文 /秋田

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷

 県高校野球強化プロジェクトに携わった筑波大の高橋義雄准教授(53)が7日、県庁の佐竹敬久知事を表敬訪問した。高橋准教授は同プロジェクトを事例に取り上げた研究論文で昨年3月に博士号を取得したことを報告。「『どうすれば地方自治体が競技スポーツ政策で成果を挙げられるのか』という点で非常に良い事例だった」と語った。

 同プロジェクトは1998~2010年に県勢が夏の甲子園で13年連続初戦敗退したことを背景に、11年度以降の8年間実施。高橋准教授はプロジェクトの副委員長として強化施策のシステム作りを担った。最終年度の18年の夏の甲子園では、金足農高が県勢で103年ぶりの決勝進出を果たした。また、この8年の間の球児では、金足農高出身の吉田輝星投手(日本ハム)や秋田商高出身の成田翔投手(ロッテ)、角館高出身の小木田敦也投手(オリックス)らがプロ入りした。

 高橋准教授はオリンピックで多くのメダルを獲得した国を分析した理論モデルを応用し、高校野球強化のための施策を構築。教委と知事部局の連携を高める協議会作りや知事のリーダーシップ、競技の専門性の高い人物を配置する必要性などを研究で明らかにした。そして成績の追求だけでなく、地域住民の喜びにいかにつなげるかという視点で地方自治体が施策を組み合わせる重要性を示した。

 高橋准教授はこの日佐竹知事に論文を手渡した。佐竹知事は「おかげさまで(18年の)金足農高の活躍を見られた。あれほど県内が沸いたことはない」と振り返った。【高野裕士】

あわせて読みたい

ニュース特集