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瀬戸内海と宇和海に面する愛媛県伊方町で、元佐賀県庁職員の尾崎健史さん(30)が、サザエやアワビを素潜りで採る海士(あま)の親方に弟子入りし、独り立ちに向けて奮闘中だ。後継者の育成が課題だった地元漁協の後押しも受け、「早く一人前になって、将来は会員制交流サイト(SNS)で水産業の魅力を発信したい」と意気込んでいる。
愛媛県伊予市出身の尾崎さんは、県内の離島で漁師をしていた祖父の影響で、幼少の頃から海に親しんでいた。長崎大水産学部の学生時代には部活で素潜りを経験。海の仕事に関心はあったが、いろいろな仕事を体験したいと大学院に進学後は佐賀県庁に入庁した。
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