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ハンガリー政権、「反LGBT」法が次々成立 「反移民」につづき

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ハンガリーのオルバン首相=ブリュッセルで2021年12月15日、AP
ハンガリーのオルバン首相=ブリュッセルで2021年12月15日、AP

 中欧ハンガリーで今年、LGBTなど性的少数者を巡る国民投票が実施される見通しだ。メディアや司法への支配を強め、強権的な政治手法が欧州内でも批判されてきたオルバン首相率いる右派政権は近年、「反LGBT」傾向を鮮明にしており、性的少数者の権利を求める人たちに、圧力を加えたい意向とみられる。

 オルバン氏率いる右派政党フィデス・ハンガリー市民連盟など与党連合が約3分の2の議席を占めるハンガリー議会は2021年11月30日、国民投票の実施に関する案を採択した。教育の場で親の同意なしに未成年が性的指向について学ぶ機会を持つことや、性的指向に影響を与えるメディア情報を未成年に対して制限なしに与えることなどへの是非を問う。

 キリスト教文化の重要性を強調するオルバン氏は21年9月、首都ブダペストで開かれた国際会議の席上、「ハンガリーは西側の左派の攻撃から自衛する。彼らは家族という概念を相対化しようとすることで伝統的家族を攻撃しており、その際のツールがLGBTやジェンダーのロビー団体だ」と持説を展開した。

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