パラアルペン界の番長、森井大輝の「スープラ」が化けたモノ
毎日新聞
2022/1/13 06:05(最終更新 1/15 20:12)
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「なんということでしょう……」。テレビ番組の有名なナレーションが聞こえてきそうだ。北京冬季パラリンピックでメダル獲得を目指すアルペンスキー男子座位の森井大輝(41)=トヨタ自動車=が自ら手がけたのは、自宅の全面リフォーム。「家にジムがある」のではなく、「ジムに住む」という逆転の発想から生まれたアイデアだった。
お金が足りなくなったので……
「これがラックベンチプレス、その横がストレッチスペースで、あとレーシングシミュレーターと有酸素マシンがあって……」
オンライン取材の冒頭、森井がパソコンを片手に「家」の内部をぐるっと見せてくれた。約100平方メートルの部屋に所狭しとトレーニング器具や、1~30キロのダンベルが整頓されて並んでいる。会員制ジム顔負けの設備だ。
たくみの技が随所に光る。元々は普通に住居として暮らしていたスペース。「実家が…
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