結婚式場、多角化の波 コロナで市場1兆円縮小 スイーツ販売、旅館買収に活路 /茨城

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カヌレを手にするブライド・トゥー・ビーの伊藤誠英社長(右から2人目)ら=名古屋市で
カヌレを手にするブライド・トゥー・ビーの伊藤誠英社長(右から2人目)ら=名古屋市で

 新型コロナウイルス禍で結婚披露宴の延期やキャンセルが相次ぐ中、結婚式場が相次いで新規事業に乗り出している。日本ブライダル文化振興協会の推計によると、2020年度の業界の市場規模は前年度比約7割減の約4500億円に縮小。1兆円規模の需要蒸発を埋めるため各社はスイーツ販売や花屋経営、旅館買収など多角化を急ぐ。

 「売り上げがごっそり飛んでいった」。名古屋市の結婚式場運営会社ブライド・トゥー・ビーの伊藤誠英社長は、コロナ禍が本格化した20年4月を振り返った。収入は前年同月比で99%減。焦燥感を募らせる中、自宅待機を続ける社員に思わず声をかけた。「何か売ってみようか」折しも、自社のパティシエが商品開発したフランス菓子カヌレが完成して間もない時期だった。ウエディングプランナーやシェフも総出で街頭販売を開始。菓…

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