FRB議長、物価高抑制へ積極利上げも 年内に保有資産の縮小開始

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米議会上院の公聴会で金融政策の正常化を進めていく考えを改めて示したパウエルFRB議長=11日、AP
米議会上院の公聴会で金融政策の正常化を進めていく考えを改めて示したパウエルFRB議長=11日、AP

 米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は11日、物価高の抑制に必要となれば積極的な利上げに踏み切る考えを表明した。裾野の広い労働市場の改善を促すには物価の安定が不可欠だとした上で「高インフレは最大雇用の達成に向けた深刻な脅威だ」と強調した。

 議会上院の再任公聴会で「物価上昇が予想以上に長引き高水準になれば、時間をかけてより多く金利を引き上げる」と述べた。歴史的な物価高に対処するため、金融政策の引き締めを加速し、年内の利上げや保有資産の縮小を急ぐ。

 FRBは新型コロナウイルス流行による景気悪化を受けて2020年3月に事実上のゼロ金利政策などを導入したが、米経済は大規模な金融緩和策を「もはや必要としていないし、欲してもいない」との見解を示した。

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