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ウクライナ侵攻

ロシアによるウクライナへの軍事侵攻から1年。長期化する戦闘、大きく変化した国際社会の行方は……。

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NATOロシア理事会開催 ウクライナ情勢について協議、難航予想

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北大西洋条約機構とロシアの理事会開催を翌日に控え、談笑する米国のシャーマン国務副長官(左)=ブリュッセルで2022年1月11日、AP
北大西洋条約機構とロシアの理事会開催を翌日に控え、談笑する米国のシャーマン国務副長官(左)=ブリュッセルで2022年1月11日、AP

 北大西洋条約機構(NATO)とロシアは12日、ブリュッセルでNATOロシア理事会を開催した。ロシア軍の展開で緊迫するウクライナ情勢について協議するが、NATO不拡大などを求めるロシアと要求を拒むNATOとの隔たりは大きく、難航が予想される。

 NATOのストルテンベルグ事務総長や米国のシャーマン国務副長官、ロシアのグルシコ外務次官が出席。同理事会の開催は2019年7月以来、2年半ぶりとなった。

 ロシアはウクライナ国境付近に約10万人の部隊を集結させているとみられる。撤退を求める米欧に対し、ロシアはNATOがウクライナなど旧ソ連諸国に加盟国を拡大しないことの「法的保証」を求めている。だが、ストルテンベルグ氏は「NATO拡大は欧州の平和や自由、民主主義のために重要だ」と主張し、応じない構えだ。

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