照ノ富士、37歳玉鷲に防戦一方で不覚 2場所ぶり黒星 初場所

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玉鷲(右)に突き落としで敗れた照ノ富士=両国国技館で2022年1月14日、小出洋平撮影
玉鷲(右)に突き落としで敗れた照ノ富士=両国国技館で2022年1月14日、小出洋平撮影

 大相撲初場所6日目は14日、東京・両国国技館で行われ、横綱・照ノ富士が結びの一番で玉鷲に敗れた。

 103年ぶりとなる新横綱からの3連覇を目指し、順調な滑り出しを見せていた照ノ富士がまさかの黒星を喫した。2場所ぶりに敗れて顔を上げると、ぐっと下唇をかんだ。

玉鷲(右)に突き落としで敗れた照ノ富士=両国国技館で2022年1月14日、小出洋平撮影
玉鷲(右)に突き落としで敗れた照ノ富士=両国国技館で2022年1月14日、小出洋平撮影

 37歳の玉鷲の出足の良さに防戦一方となった。威力のある突き押しをこらえたが、相手の伸ばした腕が外されて体勢を崩すと、突き落としに思わず土俵に手をついた。悔しさは残り、取組後は取材に応じなかった。

 一方、昭和以降の新入幕の力士では6番目の年長記録で金星を獲得した玉鷲。「土俵際までいって、いつも負けていたので良かった」と喜んだ。

 照ノ富士は先場所の全勝優勝をはさみ、21年秋場所から23連勝していた。受けて立つ横綱相撲を意識し、土俵際に追い込まれても、力強く盛り返してきた。モンゴル出身の先輩に不覚を取ったが、土俵下の高田川審判長(元関脇・安芸乃島)は「気にせず明日から力を出してくれればいい」と黒星の影響は少ないと見る。

 結びの波乱で、無敗の御嶽海と阿炎を1差で玉鷲とともに追う展開となった。高田川審判長は「横綱もより引き締めてくる。ちょうどいいんじゃないですか」。新年の土俵が一気に熱を帯びてきた。【村社拓信】

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