人口7500人の町の「ご当地歌手」 彩川さくらさんが届けたいもの

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地元からのエールを励みに歌手活動を続ける彩川さくらさん=北海道せたな町で2022年1月10日午後1時53分、真貝恒平撮影
地元からのエールを励みに歌手活動を続ける彩川さくらさん=北海道せたな町で2022年1月10日午後1時53分、真貝恒平撮影

 北海道の南西部、日本海に面した人口約7500人のせたな町に、プロの「ご当地演歌歌手」がいる。2016年にデビューした彩川(あやかわ)さくらさん。事務所に所属せず、マネジャーも付けずに生まれ故郷で地道な活動を続ける理由は、歌うきっかけをくれたのも、新型コロナウイルス禍の苦しさを支えてくれているのも、町の人たちだからだ。【真貝恒平/北海道報道部】

 昨年12月11日、町の小さなスナック。彩川さんの伸びやかな歌声が響く。コロナ禍に負けないようにと、ファンが企画した忘年会だ。2時間で10曲ほどを歌い上げた彩川さんは、約20人を前に涙で声を詰まらせながら感謝を口にした。「苦しい時に呼んでくれて、ありがとうございました」

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