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テニスの4大大会、全豪オープン(17日開幕)で、世界ランキング14位の大坂なおみ(フリー)が再起を懸けて2連覇に挑む。昨年は「うつ状態」を告白して一時休養したほか、東京オリンピックでは自国開催の重圧と闘い、昨秋の全米オープン後は無期限での休養を発表した。曲折の1年を経て、再び大舞台に帰ってきた。
記者会見、最後まで笑顔で
「間違いなくとてもポジティブな気持ちです」。開幕を2日後に控えた15日、記者会見に臨んだ大坂の表情は明るかった。質問には時折、冗談も交えながら最後まで笑顔で応じた。
大坂は2021年5月の全仏オープンに向けて、精神的な負担を理由にトップ選手に義務づけられている試合後の記者会見を拒否することを表明した。1回戦は勝ったが、会見は拒否。その後、SNS(ネット交流サービス)で初めて4大大会を制した18年の全米オープン以降、うつ状態に苦しんでいることを明かし、大会を棄権した。その後、ツアーの一時休養に入った。
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