元ダンサーが農機具製作 全国から依頼殺到 太田で創業、「アナログな工夫」理想追求 /群馬

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
新開発の除草剤散布機を持つ「ロブストス」の高垣達郎社長=埼玉県上里町で
新開発の除草剤散布機を持つ「ロブストス」の高垣達郎社長=埼玉県上里町で

 農機具の特注品を手掛ける企業「ロブストス」(太田市)に全国から製作依頼が相次いでいる。2011年創業。現場ニーズの把握に裏打ちされたアイデア商品で農家の信頼を集める。「アナログな工夫でも農業の可能性は広げられる」。元ダンサーという異色の経歴を持つ高垣達郎社長(37)は強調する。

 21年12月上旬、埼玉県上里町のネギ畑。地元で農業法人を営む島根茂生さん(39)が新しい除草剤散布機を試し、うなった。歩きながらも畝の幅に合わせて散布範囲を調整できる優れ物に「完璧。こういうのが欲しかった」。

 埼玉県深谷市ではネギの刈り取りマシンを改良。自走し土ごと根こそぎ収穫するが、冬場は硬い凍土で前進しづらくなるのが課題だった。そこで凍土を破砕するための鉄棒2本を配置。凍土をほぐしスムーズな前進、収穫につなげる。こうした工夫が評価され、北海道や鹿児島県の農家、農機大手メーカーからもロブストスに依頼が舞い込む。

この記事は有料記事です。

残り404文字(全文804文字)

あわせて読みたい

ニュース特集