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50年以上続く毎日新聞夕刊社会面掲載のコラム。編集局の副部長クラスが交代で執筆。記者個人の身近なテーマを取り上げます。

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2年ぶりの街頭募金

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 道行く人の励ましも募金箱の重みも、2年前と変わらない。昨年12月に再開された「あしなが学生募金」。東北学院大学4年の堀川琉(りゅう)さん(23)は、東京・新宿と地元の仙台市の街頭でこう感じた。募金は例年春と秋に行われ、交通遺児らの奨学金に役立てられる。新型コロナウイルス禍で2019年秋が最後となっていた。

 堀川さんは今年度の学生募金事務局長。募金に関わったのは、病で母親を亡くした幼なじみに誘われたからだ。活動を通して知り合った奨学生は、夫の自死で元気を失った母親に代わりきょうだいの面倒を見続けたり、母親が亡くなり学習塾に通えなかったり。彼らの体験に触れ「誰かの役に立ちたい」との思いが強まった。

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