- ツイート
- みんなのツイートを見る
- シェア
- ブックマーク
- 保存
- メール
- リンク
- 印刷

<教育の森 kyoiku no mori>
東日本大震災の教訓から身近な防災に取り組む「『あの日』に学び『あした』を守る」実践(じっせん)編の第2回は、災害時の対応です。今の小中学生の大半は震災の記憶がないかもしれませんが、被災(ひさい)体験のある人から直接話を聞き、未来に伝えることができる世代です。被災した人が身を寄せる場所で、何ができるかを考えておけば、誰かの力にもなれるはずです。【百武信幸】
カキやノリの養殖(ようしょく)が盛んな宮城県東松島市は2011年3月11日の震災で1110人が犠牲(ぎせい)になりました。海岸から約4キロ内陸にある「あおい地区」は、津波で被災した約600世帯が移り住んでいます。地区の集会所に9日、兵庫、三重、青森の3県の高校で防災を学んでいる生徒ら約70人が訪れ、被災者の話に耳を傾(かたむ)けました。
この記事は有料記事です。
残り1352文字(全文1723文字)