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大阪市北区の雑居ビルに入るクリニックで男女25人が犠牲になった放火殺人事件は、17日で発生から1カ月を迎えた。この日も現場のビル前には花束が供えられ、訪れた人たちが被害者の冥福を祈った。復職を目指す患者らを支え続け、突然命を奪われた院長やスタッフたち。患者らは今も、消えない悲しみと向き合い、やり場のない怒りを抱えている。
「すばらしい生活リズムです」「この調子で規則正しい生活を続けてみて下さいね!」
少し丸みのある字でつづられた励ましの言葉。そばには大きな花丸が赤ペンで描かれている。クリニックに通っていた会社員の男性(34)=滋賀県=は今も、通院時に配られた10枚あまりのプリントをファイルに入れて大切に保管している。
メッセージを書いてくれたのは、…
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