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大阪市北区の雑居ビルに入るクリニックで男女25人が犠牲になった放火殺人事件は、17日で発生から1カ月を迎えた。この日も現場のビル前には花束が供えられ、訪れた人たちが被害者の冥福を祈った。
事件のあったビルでは発生から1カ月がたち、現場保存のため入り口などにかけられたブルーシートが撤去され、ビル前の歩道に供えられた花束も多くが整理された。ただ、今なお犠牲者を悼んで献花に訪れる人が後を絶たず、17日朝も冥福を祈り手を合わせる姿が見られた。
現場近くに事務所のある障害者支援会社の社長を務める川田祐一さん(49)=大阪府豊中市=もこの朝現場を訪れ、手を合わせた。利用者1人が犠牲になったといい、「1カ月たっても悲しみ、悔しさが変わることはない。命を奪われた方々を思うと言葉にならない」と声を詰まらせた。
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